柔道の競技分析からのトレーニングメニューの構築


皆さん、こんにちは!

アーミーフィットネスジム川口店トレーナーの後藤ロレンスです

 

 

今日は前回からの競技別トレーニングからの流れで、柔道の大外刈りを例にとって分析からの柔道家のトレーニングメニューの構築までを見てみましょう

一回で書ききれない可能性もあるので、その時は分割します

 

 

まず下の二つの写真をみてください

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ご覧のように二つとも全く見た目が違います

 

スポーツというのはふたつと同じ状況は訪れません

さらには対戦相手の体格、動き、自分の動き、感覚、直観、など同じ動きの再現はほぼないと言っていいでしょう

 

このようにスポーツの現場でより強く、勝ち残っていけるにはより多くの状況に対応できる技術力が必要になります

 

また、同じ技でも選手によっても個性やクセがでます

 

基本を覚えたら、次の段階はいかに自分に馴染ませるかが技の習得と精度の向上につながります

 

 

さて、スポーツ全般に言えることですが、スポーツ用のトレーニングは筋肥大を目的としたトレーニングとは違います

しかし、スポーツ競技において筋肥大は程度によりますがとても有効です

 

筋力は筋断面積に比例します

もう少し詳しくいうと筋線維に垂直に横断する断面積に比例します

これを生理学的筋断面積といいます

解剖学的筋断面積との違いを明確にするために使い分けています

 

しかしスポーツの現場では筋力と同時に必要な要素がスピードです

 

筋力にスピードが掛け合わされてパワーとなります

 

スピードは筋線維の長さに比例します

 

細かい機能解剖学の話はまた別の回に回すとして

今からはトレーニングメニューの構築のお話に進みます

 

 

もう一度上の二つの写真を見ていただきたいのですが

 

上半身で相手を崩しながら左足で相手の下半身を狩り右足で全体重を支えながら、さらに技を押し出すための重要な土台とします

上半身と下半身の連携プレイが上手くいって初めて技が成立します

しかし相手選手もやられまいと防御に必死です

場合によってはカウンターを狙っています

 

攻める側はそれも考慮して技を仕掛けなければ、技はかかりません

 

これは経験と感性などにも大きく左右されますが技術の差となってくる部分です

 

柔道では多くの場面で片足は体重を支えると同時に技の発動の役割も担っています

 

つまりこの片足の筋力やバランス力、リカバリー力、柔軟性、などが技の制度を左右します

とはいっても相手を崩せていない状況でいくら足を掛けても相手は崩れません

 

技を成功へと導くためにはきっかけとなる崩しが必須になります

 

 

崩しは主に上半身で揺さぶります

となると上半身で発生させた攻めるエネルギーを生かすには運動力学上反作用の力を考慮しないでは技の制度は上がりません

 

 

反作用とは加えようとする力の向きと正反対に発生する力です

作用する力とは反対に発生する力が反作用力です

 

これはこの世の中にいる以上すべての環境下で発生します

 

 

 

少し長くなりましたので

次回に分けたいと思います

 

次回は上半身の崩しのときに発生する反作用の力をどう使うか、というテーマにしたいと思います

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